わたしは敏感すぎる人(HSP気質)
皆さま、こんにちは。
ブログを読んでくださって、ありがとうございます!
このブログでは、敏感すぎる人といわれるHSP(Highly Sensitive Person ハイリー・センシティブ・パーソン)の気質をもつわたしと、いわゆる毒親と呼ばれる鈍感で自己中心的な母親との関係を書いていきたいと思います。
この時点で両者真逆というか、一筋縄ではいかない雰囲気がしていますね笑
そうなんです。
わたしたち親子、ずっと一筋縄ではいかない関係でした。
まずHSPというのは、アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が自著『The Highly Sensitive Person 』のなかで1996年に考案した概念で、5人に1人の割合で存在する気質のようです。
それまでは内気や恥ずかしがり屋や引っ込み思案とされていた気質を、アーロン博士はそのバックにある「感覚処理過敏性」に目を向けて概念化しました。
HSPの人は大きく分けて次の4つの特徴があります。
1.物ごとを深く処理する
2.過剰に刺激を受けてしまう
3.感情的な反応が強く、共感性が高い
4.些細な刺激に対する感受性が高い
簡単に言うと「生まれつき、すっごく感度の高い人」ですね。(ざっくりすぎ)
その感度の高さゆえ、さまざまな刺激で疲れてしまい生きづらさを抱えているのです。
冒頭でも言いましたがHSPは気質であり、病気や障害ではありません。
人にはそれぞれ個性があります。
HSPの人はそういう気質の個性を持って生まれてきたということです。
人より感度が高いということは、見方を変えれば人よりいろんなことを感じ取る能力にすぐれているともとれます。
HSP気質は先天的なもので変えることはできません。
でも、自分や人に対する歪んでしまった思い込みや思考の癖、環境や行動は変えることができます。
それには自分を見つめ直すことが大事です。
今の自分はもちろん、さらにさかのぼって過去の自分(インナーチャイルドといわれる幼い頃の自分)とも向き合う必要があるかもしれません。
それは時にとても辛い作業です。
わたしも過去のできごとをノートに書き出すうちに、抑え込んでいた感情が溢れ出してわんわん泣きました。
泣くことを我慢していた幼い自分と一緒に、たくさんたくさん泣きました。
「辛かったよね。寂しかったよね」
あのときかけて欲しかった言葉を、自分で自分にかけてあげました。
そうやって過去からいま現在までの自分を知り、育ってきた環境や傷ついた自分の感情を見つめ直し、ありのままの自分をまるごと愛してあげるんです。
自分はありのままで愛されるべき存在なんだ。
そんなふうに自分を全力で肯定できたら、少しだけ心が軽くなれる気がします。
わたしもまだ学びの途中です。
このブログを通じて、同じ悩みを抱えている人たちと共に自分軸でラクに生きていける方法をシェアしていけたらと思います。
そして自分の闇を光に変え、その光で1人でも多くの悩める人を照らすことができたら嬉しいです。